能 謡と仕舞の発表会の着付け

母方の親戚は、能の謡や茶道をやっている方が多く、特に仙台に住む叔母は熱心で東京での発表会にもよく出演なさいます。黒留袖などのの着付けを何回もさせていただき、最近はお仲間の方々からもご依頼いただくようになり、娘と中野の梅若学院の舞台や仙台の白石の能舞台など行きました。娘は特に舞台に出る方の着付けしてますが、私はなかなか慣れず、仕舞で舞う方の能袴の着付けした時はあまりの動きの激しさにびっくりして、糸で仮止めしてあったところが見事にぷつんと切れて、これはもう戦いなんだ、着付けの認識が甘かったと深く反省しました。

沢山の舞台見せていただき、わからないながらも演目によって襟の合わせ方変えた方がいいのかと思ったりして、「隅田川」「砧」「鸚鵡小町」

などなど謡曲本一生懸命読んだりしますが、難しいし・・長いです。

楽屋に自由?に出入りさせていただき、梅若玄祥先生のお姿拝見したり、ミーハーな私は時々舞い上がってしまいます。

叔母の師匠は山中冴晶先生とおっしゃり、お嬢さんのつばめちゃん、つきのちゃんも立派に舞台をつとめています。

日本の誇る伝統芸能に着付けという形で参加させていただいた経験、本当にありがたいものでした。