イスラエルの高倉健?でなくて、阿部寛?

身長193㎝84kg    イスラエル人ポール    かっこいい!!

着付けの依頼はどんなに困難でも引き受けるスタンスでいるので、190㎝越えた外国人の着付け依頼受けた時、何とか作ろうと考え、40年近く前に亡くなった父が残した紬のアンサンブルの生地で、吉祥寺のゆめ小紋さんにお願いして、袖の幅も丈も長い特注の着物を作っていただきました。

ポールに会うまでは少し不安でほんとに似合うか心配だったのですが、まずフレンドリーでナイスガイ、ポーズも自由自在にとってくれて、高倉健張りでした。

着物がよく似合うこと似合うこと、この着物にかかわったすべての方々に感謝しております。

これからもいろんな方がこの着物を着て下さり、幸せな気持ちになってくれることを期待しています。

ポールには三人の息子さんがいて、今回は次男君と日本に来ていました。

恥ずかしがりやで寒がりの次男君も高身長でスリムなので、デニム着物に山梨のお坊さんから頂いた紬の羽織を着てもらいました。

ポールはとっても次男君を大事にしていて、その姿見ていて胸が熱くなったし、天気が悪かったので我が家で鎧かぶったり、お抹茶飲んだりしたのですが、次男君は初めてのお茶体験なのにおいしそうにごくごく飲んでくれて、私はとてもうれしかった。

モダンダンスの先生をしている奥さんにプレゼントするため、羽織を選んでもらい(素敵な青磁色の絞りの羽織でした)彼らと熱いハグをしてわかれました。

193㎝のかっこいい外国人とハグできるなんて・・・

着物のおかげです。

幸せな一日でした。