北千住 居酒屋 寿三郎にて

 昨日私たち夫婦は、この日本情緒豊かな北千住の居酒屋に招待されました。待っていたのはわが東風の着物モデル、ドイツ人のラウラとロビン、そして来日中のラウラパパ、ロビンパパでした。

 ラウラママの誕生日プレゼントとして、着物お茶体験したのが昨年でしたが、それからラウラパパとはメールのやり取りが続き、いろんなコンタクトがありました。一年ぶりに会ってちょっと元気がないように思いましたが、お母様が亡くなったこともあったのでしょうか。

 ロビンパパとは初対面、でも英語は話せない(フランス語とか)、私たちの英語力もたかが知れているので、ロビンの気の使い方が大変でした。私たちの片言の単語拾ってドイツ語に訳し、ロビンパパも片言の英語で返す・・・私たちいなかったらオールドイツ語で済んだのに申し訳ないです。でもここに英語堪能な若者いてもパパたちはわからないかもしれないし。

 なにはともあれ、酒と日本の食べ物、刺身・焼き魚・焼き鳥・だし巻き卵などなど、本当においしそうにたべてました。着物の写真などももっていって、話題提供したりラウラパパとは音楽の話とかしましたが、深いことは言えず。いつものごとく少ないボキャブラリーで推測し続けながら感情を紡いでいきました。

 コミュニケイションとは何だろうと思います。特に着付けとか入らない時はトークだけだし、かといってしゃべれないし、初対面のロビンパパとつながれるかも見当が尽きませんでした。主人はバイクの話とかイギリス旅行の話とか共通点があったので少しづつ盛り上がっていきましたが、会話も技術だなと思いました。相手が英語が母国語でない場合、文法とかいうよりは自分の言いたいことを少しの単語でわかってもらえるかだし、そうなると真剣に目を見て相手を思わないと答えが見えてこない気がします。もっと酔っぱらったりして自分が空っぽになると、言葉関係なく相手を受け入れて、自由になっていけるのですが・・前に英語が嫌いでスペイン語だけしか話さないアルゼンチン人のフィリペとモヒート飲みながら浴衣着せた時の感覚を思い出し、ロビンパパにも着物着せたかったし、私にとって着付けは会話といっしょなんだと改めて思いました。ハグして別れた時、ロビンパパもラウラパパもとっても温かかった。明日は日光だそうです。Enjoy Japan!