エアビーのお仕事開始

 去年の11月に怪我をしてずっと滑れず、復帰がオリンピックの試合、それで羽生選手は金メダルを取りました。でも怪我した右足に掛けた負担はかなりなようで、今後のことはわからないみたいです。本当にほっとしました。もう、自分を痛めつける必要もないし、追われることもない、多分スケートの本質を掴んで、品格と精神性と技術のすぐれた美しいスケートを滑っていくのではないかと思います。信じること、努力すること、愛すること。ただただスケートしかしてない彼の生き方。これからどうなるのでしょうか。

 といっていたら、私の生活が全く変わってきました。知り合いの後押しでエアビーの体験ホストをはじめ、着物とお茶体験、柴又散策のコースですが、キューバとチリの夫婦、中国の夫婦、イギリス系中国人、ベトナム母娘、別ルートでスリランカ系イギリス人親子が二月の後半やってきました。メールで予約が入るとすぐ返信し確認とります。美容師さんとのコラボもできるようになったし、ミンクのショールや男物の素敵な袴などもいただき、早速使わせていただいてます。言葉は半分もわからないけど、最後のハグはだんだんく強烈になってきました。

 廃棄処分業者の方が廃棄寸前に助け出していただいた加賀友禅の着物、綺麗にしたのですが薄幸のオーラがあってお客様に着せられなかったのですが、ベトナムのクールビューティーな女性に気に入られ、海を渡って行きました。ほっとしました。

私も着物着てお茶点てたり着せたり柴又行ったり本当にハードです。でも今日のお客様に男物の羽織を差し上げたくて用意していたら、奥様が男物の着物はいくらするか聞いてきたので、欲しかったみたいでちょうどよかったです。

 前読んだ着物の雑誌に、着物は魂がひかれあうように求める人のもとへ行くと書いてありました。うちの着物はワールドワイドに求める人のもとへ飛んでいきます。幸せになってほしいと心から思います。