荒野の六人

柴又散策に付き合ってくれたヘアメイクのまゆみさんが、江戸川の土手で撮ってくれた写真がなかなかかっこよくて、気に入っています。まさかこんなアングルで撮られるとは思っていないし、いろんなとこでポーズ作って写真とっていたのがふっと気が抜けてみんな素になっているところを撮られてみたらこんな感じだった。

右側にいるのはポーランドの恋人たち、左側は2m近くあるフィリピンの旦那さんが奥さんにサプライズでこの着物体験をプレゼント、真ん中のブリタニアはとてもいい子で、後のレビューに初めから最後まで私たちがファミリーのようだった、一生忘れられないといってくれましたが、最後まで着崩れなかったのです。

彼らは着物を着なければここに来ることもなかった。いろんな民族が、いろんな思いで、江戸川の土手に佇みます。

着物を着せるというのは、絵を描く行為に似ていると最近思うようになりました。ボディに着せて練習するのはデッサンしているようなものなのでしょうか。村上春樹の「騎士団長殺し」の主人公を思い出します。

もしかしてこの写真はすごい構図になっているのかもしれません。