節分

 

二月三日は節分の日です。February 3rd is the day of  Setsubun. 節分とは「季節の分かれ目」のことで、各季節の始まりの日、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことです。Setsubun literally means “division of seasons”, it refers to the day before the beginning of each season (the first day of spring, summer, fall,and winter.)

 

昔は立春から新しい年が始まりました。節分は一年で一番寒い季節ですが、冬が終わって春になることを意味しています。Back in the daythe Japanese new year started on Risshun. (the first day of spring).Setsubun is the coldest day of the year,but signifies the ending of winter and the beginning of spring.

 

日本では季節の変わり目は鬼がやってくると言われています。It is believed that “oni”(a devil like creature from japanese folklore.) come when the seasons change in Japan.

 

そこで、鬼を追い払うための様々な儀式などがあるのです。There, there are various events to drive away demons.(There are many rituals to exorcise these oni..)

 

最もよく行われる節分の儀式は、煎った豆を自宅やお寺で撒くことです。The most commonly performed ritual is the throwing of roasted beans around one,s  house and at temples.

 

豆まきは平安時代に鞍馬山の鬼が都で悪さをするのを、大豆を投げて鬼の目をつぶし、災難を逃れたのが始まりです。In the Heian period demon of Kurama mountain made bad things in the captal.People threw soybeas,crushed the demon,s eyes and escaped the clamity  Mamemaki is the beginning.

 

鬼とは目に見えない気、邪気のことを言います。

 

The term oni refers to an invisible negative vibes called jaki in Japanese.

 

節分のことを説明するためいろいろ調べてレジュメを作りましたが、ゲストが来た時なかなかそこまで話を進めることができなくて、茶道の歴史とかと一緒で英語で作られた説明文は用意してあるのですが、日本語の内容が自分のものになっていないので、ましてや英語で話せるわけもないのです。

 スマホの写真の数があまりに多くなったので、ギガ数の多いSDカードを買って写真をパソコンに移動させようとしているのですが、なかなかうまくいかず苦戦しています。でもそのおかげでこれまでいらしたゲストの写真を何回も見ることになり、たくさん撮った時は50枚くらいあって動画のようで、思い出がフラッシュバックしてきます。

 私の体験も”型”ができてきて、柴又案内する時もここではこれを話し(結局たいしたこと言っていませんが)ここではこれを見てもらうという風になっていますが、季節によってコースが変わってしまいます。桜の季節は江戸川の土手に上がって満開の桜の下で写真を撮りましたが、寒い季節は帝釈様の境内までが精一杯で山本亭という素敵な庭のある日本家屋まで行くと帰り道が辛くて、冷たい風の吹く中着物着てちょっとした道のりを歩いてもらうのは申し訳なくて、カットせざるを得ないのです。

 夏にいらしたゲストの写真見ていて、山本亭に行く道の電柱に節分の豆まきしている小さなミニュチアの紙絵のような物があり、そういうところで節分や日本の伝統とかを説明して話を広げていけばいいのかなと思ったりしています。でもゲストの楽しそうな写真見てると余計な説明が必要ない時もあるし様々なパターンがあるのですが、引き出しはたくさんなほうがいいし、オートマティックに誤作動なくきちんと説明できることをひとつづつ増やしていかなくてはなりません。柴又という街、やはりとても面白いところです。フランスのゲストが帝釈天の写真をもとに素晴らしい絵を描いて送ってくれましたが、それを見ていると帝釈天のお寺の中をずっと進んでいくと世界中に通じる道があるような気がしています。

 もしかして、タイムトンネルなのかしら。