エアビーの会議

 17日に新宿でサンフランシスコからの体験ホストとの会議があったのですが、日本語で大丈夫と聞いていたのに直前の電話連絡で英語で行うとのこと、やはり焦りました。

 議題は「いかに売り上げを上げるか」だそうで、トヨタのカイゼンに関する本を読んでから、一枚のペーパーに目的、現状、課題、対策と今の体験の問題点をまとめ、あと前にLGBTについての私たちの考え方が異色だそうで、そういう話をとても英語でできないから日本語で書いて、英文も添えて時間ギリギリまで用意しました。

 12人の東京の体験ホストと五人くらいのスタッフ、そしてサンフランシスコチームとのミーティングはわからないことだらけ、スペイン系のアマンダの英語が聞き取れない、ゆっくりはっきり話してくれる中国のスタッフの話の内容がよくわからない、日本のホストさんたちは水墨画、巻きずし、食品サンプル、茶道、着物、神社仏閣巡り、など多岐にわたったホスティングをしていて英語が達者、よどみなく質問しているのにつくづく感心しつつ、たとえ英語がすらすら話せたとしてもこの話題の中には入っていけないと感じていました。

 究極がレビューを書いてと頼んでいるかという質問で、それをしなければいけないみたいな内容でしたが、悪いレビューは頼まなくてもすぐ書かれるという過去1と3をとった時の輝かしい?経験をこの場で英語で語るのもなんだし、相変わらずどこにいても馴染めないというか居場所がないなとつくづく思っていました。ただいろいろ聞いたり話したりしてわかったことも多く、着物や茶道の体験がとても増えたし、新規のホストも多くなって、私の体験の予約は止められていたようで、だから予約入らなかったのだと納得、刀剣をやっている売れっ子のホストさんが少し休みたいと言っていらして、会社もよく考えているものだと少し悔しい気もありますが感心しました。

 しかし、うちの方針も変えていかなければならないと痛感させられ、特に割と近くで着物体験をしている若いお嬢さんとやっていることが同じなので食い合わないようにしていくにはどうしようかと思いながら、持ってきていた娘のモダンなスタイリングの写真をみんなに見せたらとても受けて、特にトップスタッフのアマンダが喜んで見ていたのにはびっくりしまして、これから暑くなると浴衣になるけれど自分たちでスタイリングできるという事もやったり、振袖ドレスの挑戦とか一緒に着物の可能性を作っていくというのも面白いと思いました。100人に1人の感性にフィットすればいいのではないか、今まで来たゲストの中でそういうのを好きそうな方に着物だよりみたいなのを配信したり、本当に早く名刺作ってやっていることをはっきりさせたり、やるべきことが見えてきました。写真の振袖ドレスはアマンダが気に入ったもので、チュールの帯が素晴らしいとのことです。Let,s try!

 しかし、エアビーというのも面白い会社です。やろうと思ったらなんでもできるのですから。