Jun と  Bobo

  中国語とフランス語しか話せないゲストがフランスから来るというので、朝あたふたしながらフランス語のテキスト見てたら主人が付け焼刃では無理だというので諦めましたが、直前に来たメールにぬいぐるみを連れて行くのを許可して下さいとあって???謎が謎を呼ぶゲストでした。他のゲストより少し遅れてきたJunちゃんは可愛い中国の女の子でインターネットで買ったというBoboちゃんという小さなお人形をいつも連れていて、彼女を被写体にした写真をたくさん撮っていましたがそれがまた可愛くて、日本ぽいツールをたくさん出そうと思って最近頂いた茶道の茶箱の中から小さいお茶道具出して、Boboちゃんお点前している写真まで撮りまくりました。アニメ関係の仕事をリヨンでしているJunちゃんのしていることはアニメのコスプレしたりポケモンラリーするため日本に来ていたゲストたちと同じ系列のような気がしたし、お寺へ行ってもいろいろなところに座らせて写真撮っている姿見ていても違和感なく、Junちゃんの表現手段としてのBoboちゃんの存在はamazingでした。夫婦で来ているゲストがラブラブで自撮りしているので、私もJunちゃんBoboちゃんと自撮りしましたが、あとでもらったレビューに「私たちの写真を撮ってくれてありがとう、私たちを好きになってくれてありがとう」と書いてきたのを読んで、Boboちゃんもゲストの一人だったなと気が付きました。着物や日本文化に溶け込み、Junちゃんの愛情を受けて存在感を増すBoboちゃんは、私にとって何かこれからやることへのヒントを与えてくれたような気がしました。邪まな心を持った邪悪な人間がはびこる中で、無防備に愛情を出し尽くすゲストたちの姿は神々しく、それこそお釈迦様がそれを見て彫刻ゾーンの中でほほ笑んで祝福してくださているようです。

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      Jun  &  Bobo