マイアミからのコスプレ仲間

 今日は久しぶりのゲスト四人、男女二人ずつなので何とかなるかなと思ったら、お昼近くは気温が三十度で十月だと言うのにとても暑く、仕方なく単衣を並べました。なんとなく四人ともアメリカ人のような気がしていたのですが、感じよく現れたのはキューバの兄妹、ベネズエラのスリムな22歳の女の子、そして綺麗なスカイブルーの目をしたアメリカ人ショーンでした。みんなアメリカ生まれでスペイン語は話すけどキューバやベネズエラにはいったことがないそうで、ショーンとキューバの妹さんは恋人同士、でも身長は彼女の方が大きく写真撮るとき椅子に腰かけたりして工夫しました。ベネズエラのステファニーはヘアメイクが仕事だそうで、箸や花飾り使って自分たちの髪の毛をあっという間に洒落た素敵なアップスタイルに仕上げ、着物の選択も早くてコーディネートも上手でした。男性陣は結城紬の単衣着ましたが、染め直した結城のスカイブルーとショーンの眼の色がマッチしてかっこいい、いろいろ話していたらみんなはコスプレ仲間だそうで、暑い暑いマイアミでコスプレ衣装着たりしているから、今日の暑さも大丈夫と言っていたけれど着物を着たらやはりしんどいようで早々に帰ってきて着物脱いでビール飲んで涼みました。

 電車の中でキューバ兄のオスカーと株の話したりしていて思ったのは、みんな優秀でしっかり生きて余暇も楽しんでいる、時々生きているのが心もとないようなタイプのアメリカ人が来たりしていたので、今日はとても新鮮な感覚で過ごしました。能力がありそれを生かしつつ生活を楽しみコスプレにわくわくできる、心が安定しているというのは素晴らしいことだと最後みんなとハグしながら思った私です。それにしても暑い一日でした。