Twins  フランスの双子姉妹

Bonjour! ステレオタイプのスピーカーのような挨拶で現れた長身の美女たちは、10分違いで生まれたという双子ちゃんで、「きれい、可愛い、細い」ゲストは多かったけど、それがそっくりでダブルとなると妙な感じです。赤い着物着た妹さんはマルセイユのサントリー会社でオランジーナなどを販売する仕事をしていて、青い着物のお姉さんはツールーズでカスレ(伝統料理)関係の仕事をしているといったような気がします。フランス語講座でツールーズ特集やっているので、なんとなく風景とかわかるのですが、もうわからないことはわからないので流して着付け、柴又へ行きました。これから京都や奈良、大阪行くというので、出だしが帝釈天というのもレトロだなと思いながら、フランス人らしく淡々と街並みや庭園を楽しみ、アイスクリーム食べたり買い物したりシンクロしながら参道を散策しました。帰りのホームでアイスクリームのごみを捨てようとした妹さんが、「どうして日本の街にはごみ箱がないのにごみが落ちていないの?フランスはごみ箱はたくさんあるのにごみが散らばっている」と聞いてきて、ごみ箱に爆弾が仕掛けられたりするテロ対策でごみ箱が撤去されたこととか、主人はタバコ吸う時ポータブルの灰皿を持ち歩き、ロンドンの街角でタバコ吸いながらそれを使ったら、婦警さんが近づいてきてそれは何かと聞かれたと話したら、感心していました。(でもタバコは吸わない方がいいのです。)

 爽やかに別れた後、写真を送ろうとメールアドレスの問い合わせをあとでしたら、京都、奈良、大阪と回った後もう一度柴又へ行きたいと連絡してきて、私はちょっとびっくり、フランス人には柴又は好まれるのかもしれません.