ロシアのチュメニという所で生まれ、今はドイツのフランクフルトに住む２０歳の女の子が急に予約してきたので、昨日はアメリカに住む中国のニッキと二人での着物体験でした。可愛いロシアとドイツのハーフのマリアが着物選びながら浅草でみんなが着ているようなのがいいと言い出し、単衣ならカラフルなのがあるのですが袷だと落ち着いた感じになるので、振袖も出し様子見ていたら、あとから来た33歳のニッキが赤の振袖着るというのでとりあえず着せたら似合わないからやめると言い結局落ち着いたモスグリーンの訪問着を着て髪もおろし素敵になりました。マリアは定番のピンクの訪問着で髪もきちんと上げ髪飾りや簪付けて綺麗になったけど、ちょっと落ち着いてみえてしまいます。
定番のコースたどりとうふアイス食べ栗団子買い、病院帰りの主人と合流して帰ってきましたが、着付けもヘアもきちんとできたもののマリアは浅草っぽい方が良かったんだなと後で写真見てて思いました。ロシア人は文学や詩が好きだとロシア語講座で習ったので話向けると、ドストエフスキーやプーシキン、そして村上春樹のことを話したり、帰り道もきれいな英語で主人としゃべったり、育ちの良いしっかりした女の子だったのですが、だからこそもっとはじけた着物体験がしたかったのだろうと思いました。満足いかないときは悪いとレビューに書くゲストもいますが、温情であえてレビュー出さないタイプもいます。多分マリアは後者でしょう。
私の体験も限界が近づいてきたのでしょうか。引き際はあっさりといきますか・・・