病院巡り

 昨日義母が三週間の入院生活を経て退院し、帰るとすぐケアマネさんが来て来週からのデイサービスの予定を作ってくれ、通院などを含め今まで何も書かれていなかったカレンダーが一挙に埋まりだしました。認知症も進んできているので、うちに1人で置いてはおけないし、右手骨折は結構大変です。ただあちこちの病院巡っていて思うのは、それこそ子供たちの年齢の医師看護婦たちが最新技術、情報システムを駆使して対処してくれている割にはボロボロ抜けているところが多くて、骨折した後の治療をどこがしてくれるのか不明だったり、大きい病院なのに連携がとれていなかったり、誰が責任をとるのかがあいまいでコンピューター、AIが仕切っているのではないかという気さえします。夫たち団塊の世代がリタイアし、いろいろな現場で口うるさい上司として目を光らす者がいなくなり、資格を取ったばかりの経験値のない若者の仕事がそのまま土台となってその上に積み重ねていくから、最後はつじつまが合わなくてほころびが出てくるのです。早くから病院に行き、長時間待って診察になってもパソコンの画面しか見ない子供のような医師に「これはうちではできません」とあっさり告げられ、まああなたにはその力はないなと思うと、もう自分で考えてアフターケアするしかないと腹をくくっています。90過ぎたら食べたいモノ食べればいいし、薬など飲まなくてもいいし、ほんとに転んだり怪我したりしなければいいし、パソコンの示す値と違っていたっていいではないかと思う今日この頃です。