Into the Unknown

 アナと雪の女王2でも音楽を担当しているロペス夫妻が、朝の英語番組でインタビューされていて、生歌も披露して素晴らしかったのですが、ヒロインが歌う”Into the unknown"という曲の音楽の作り方と歌詞の内容がとても面白くて、この夫婦はどこがオリジンなのかと考えてしまいました。(フィリピン系アメリカ人でした)日本語訳は「本当はここに居てはいけない 見つけに来い 未知の旅へ踏み出せ」となっていて、into the unknownをそう訳すのかと感心しましたが、今特に日本人にかけているのは未知の世界に飛び出そうとする捨て身の気持ちかと思います。

 退院してきて骨折も少しずつ良くなってくるのと反対に認知症がひどくなってきた義母と、ずっと入院していて容体は安定してきているものの食べなくなってしまった母を抱えて、お正月もどうなるのか見当もつかないのですが、この状態どっちへ転ぶかわからないながらも行くべき方向へ進んでいる気はしています。into the unknown 気持ちなのか行動なのか成果なのかわからないけれど、考えてみたらあらゆる人が進んでいくのは未知の世界なのです。だんだん記憶がなくなっていくのがわからなくなっていくことも、食べる意欲がなくなっていくことも自分にとっては初めての感覚でしょう。でも、私は何も考えないで、やってくることに丁寧に一つずつ対処していけばいいと思っています.

先ほど来週の土曜日にクリエイターコンサルタントの男性から予約が入り、男物着せるだけでは簡単だけどどうしようと思っていたら、女性の着物も試してみたいとあり、前にも同じリクエストがあったのですが結構邪険な対応をしてしまったのをいまだ後悔しているので、今度は丁寧に彼の感情に付き合おうと思っています。男女の垣根を取っ払った着物づくりをしている若い世代もいます。何に反応するかわからないのですがフリーランスで世界中を飛び回っている彼が着物をどう見るのかも未知の世界です。ちなみに英語スペイン語フランス語中国語を話すとありました。さあどちらの国の方でしょう。