久しぶりの予約

 本当に久しぶりに、八月の半ばにアメリカの20才の女の子がエアビーの私の体験に予約してきました。七月にも一件予約が入っていたのでしたが、本当に来られるのか、またキャンセルしてしまうかわからないし、何よりもどうやってやろうかわからなくなってきました。もう暑いから浴衣の季節ですが、日本人もあまり着物着ていないのに、外国人に着物着せて柴又行って今まで通りの散策をしていいものかどうか、考えてしまいます。六月になり再開始めたお店や事業所なども、いろいろ戸惑いながらやっているようですが、休み癖がつき、着物も全く着ていないし着せてもいない、しかもしばらくぶりに着たら暑くてたまらないという着物愛好家のコメント読むと、着物の存在価値がまたまた薄れてしまいそうです。でも、ここを立て直し、モチベーションをきちんとあげないといけないので、シュミレーションをしていこうと思います。

 今まで接骨院の広い診察室や待合室を使って着物を着たり、写真を撮ったり、ティーセレモニーをしてきたのですが、体験の紹介文も変えて、二階の和室やダイニングを使って着付け、茶道、簡単な野菜料理、和食作りをし、安全であればお寺へ行くし、そうでなければ屋上も使って、できるレクリエーションなりしていきながら、これからどんなことを考えてどんなことをしていきたいかを話せる場にしたいと思っています。参道でおみやげをたくさん買うゲストもいました。ささやかでも経済を動かしていければ良いのです。

 みんな今何を考えて暮らしているのかしら。今更レビューの数を争うような体験は嫌だし、エアビー以外のお客様用のフライヤーも作っているので、一つ一つ丁寧に事に当たっていけばいいのかと思っています。言葉とか、言霊とか、もう世界中のどんな言語でもいいのですが、コロナという同じシチュエーションに置かれた私たちがこれから発していくものがとても大事な鍵だと思うし、それを解いて行くために私はこの仕事を続けていきたいのです。